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転売で禁止されている商品一覧!逮捕されない商品を出品しよう!

「ちょっとしたお小遣い稼ぎ」や「生活の足しになれば」と副業を始める人が増えてきています。中でも、初心者が始めやすいネットショップでの「転売」は人気のビジネスの1つです。

 

しかし、基本的なルールを知らずにビジネスを始めてしまうと、売ってはいけない商品を販売してしまい、最悪の場合「逮捕」されてしまう恐れがあります。

それを避けるために、今回は『転売で禁止されている商品』をご紹介したいと思います。

 

これから転売ビジネスを始める人は、ぜひ目を通してくださいね。

転売で禁止されている商品一覧

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1.マスク

「転売禁止」と聞いて記憶に新しいのがマスクです。以前まではマスク転売は違法ではありませんでしたが、2020年3月に「国民生活安定緊急措置法」の品目に追加されることになりました。

「国民生活安定緊急措置法」第26条 

物価が著しく高騰し又は高騰するおそれがある場合において、生活関連物資等の供給が著しく不足し、かつ、その需給の均衡を回復することが相当の期間極めて困難であることにより、国民生活の安定又は国民経済の円滑な運営に重大な支障が生じ又は生ずるおそれがあると認められるときは、別に法律の定めがある場合を除き、当該生活関連物資等を政令で指定し、政令で、当該生活関連物資等の割当て若しくは配給又は当該生活関連物資等の使用若しくは譲渡若しくは譲受の制限若しくは禁止に関し必要な事項を定めることができる。

引用|e-Gov電子政府の総合窓口

 新型コロナウイルスの影響でマスクが品薄状態になり、ネット上でマスクの価格が高騰したことをきっかけに禁止されました。違反した場合、転売で得た利益全てを課徴金として支払わなければなりません。さらに、懲役1年以下もしくは100万円以下の罰金が科せられます。

 

2.消毒用アルコール

こちらもマスクと同様、新型コロナウイルスの影響でドラックストアなどで入手が困難となりました。消毒等用アルコールとは、「アルコールを含有する医薬品・医薬部外品」「医薬品・医薬部外品以外のアルコール分60度以上の製品」また、これらの消毒用アルコールを染み込ませた不織布などのことを指します。

  • アルコールスプレー
  • アルコールハンドジェル
  • 除菌シート など

マスクや消毒用アルコールなど生活のために必要としている商品を売る行為は極めて悪質と判断されます。メルカリなど一般人でも気軽に売ることができる場でも禁止物として扱われているため注意しましょう。

2.偽ブランド品

偽ブランド品は、誰もが知っている転売禁止物です。

  • 商標権侵害による商標法違反
  • 偽物と知りつつ本物と偽って販売した場合は詐欺罪

場合によっては、ブランドメーカーから訴えられ、莫大な損害賠償を求められる可能性もあります。

もし、偽物と知らずに売ってしまった場合でも「知らなかった」では済まされません。本当に知らなかったとしても、それを証明するのはほぼ不可能で、多くのケースで何らかの罰則が科せられてしまいます。

 

偽物を販売しない1番確実な方法は、正規店で仕入れることです。しかし、正規店で仕入れて転売をしても利益がないため、転売ビジネスを始めるならブランド品は避けることをおすすめします。

中古を取り扱う場合は、そのブランド品が本物であると証明できるナンバーなどを確認しましょう。

 

3.チケット

アーティストのチケットなどを不正に転売すると「チケット転売規制法」に違反します。違反すると、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金またはその両方が科されます。

 

アーティストのチケットだけでなく、コンサートやスポーツのチケット全てが対象となるため、絶対に転売してはいけません。

不正な転売ではなく、定価以下で売る場合は違法行為ではないため問題ありません。しかし、本人しか使用できないチケットもあるため、譲渡する場合は注意しましょう。

4.お酒

アルコール類の販売は「酒類の販売業免許」が必要で、これを取得せずにお酒を販売すると酒税法違反となります。違反すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。

5.医薬品医療機器

許可無く医薬品や医療機器(一般医療機器除く)を販売した場合は、たとえ1回であっても医薬品医療機器等法に違反する恐れがあります。

たとえば、家に余っている薬・湿布薬・皮膚保湿薬(軟膏等)・妊娠(排卵)検査薬・自己血糖測定器・コンタクトレンズ・ピアッサー など製品表示や外箱に「要指導医薬品」「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」「体外診断用医薬品」と記載があるものは全て医薬品となります。

ただし、国内製の医薬部外品(薬用化粧水、薬用クリーム、薬用シャンプーなど)であれば問題ないとされています。

 

まとめ~転売を始める前にルールを学ぼう~

今回は、転売で禁止されている商品を一覧でご紹介しました。

本当に知らなかった場合でも、違反行為をみなされ罰則が科せられてしまいます。そのため、転売ビジネスを始める前にしっかりと基本的な知識を身につけておきましょう。

安心・安全に転売を始めるためにとても大切なことですので、ルールを守ってビジネスを始めてくださいね。